忍者ブログ
表ブログの裏ブログ
[1]  [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 朝ご飯。川沿いのホテルのカフェに入って優雅に。

今日はなにやら疲れが取れないので昨日行かなかった街の北側を適当に散策しました。
ストリートミュージシャンの祭典とかで、街中のあらゆるところでがんがんと音楽が鳴り響き、人混みでごった返し、若干うんざりしました。

変な顔は市庁舎の軒下にくっついてました。なんかこう、イタリアのもそうですけど、顔にユーモアがあっていいですねぇ。
右の写真はデューラーの住んでいた家です。デューラーは現在ウィーンのアルベルティーナ美術館にある「ウサギ」を書いた人で、タッチがアンドリュー・ワイエス(今も生きてる現代画家、でも絵はあまりモダンじゃない印象)に似ているので、結構後世、印象派ちょっと手前かな、程度に考えていたのですが、実はもっともっと以前の1471年生まれ!でびっくりしました。あの何の変哲もないウサギの絵がこれほど世に知られているのはそんなところからですかね。

街の北側にはお城があり、城壁の上の公園は眺めも良くて気持ちがいいです。
街を見下ろすと、白い壁に赤い木の柱の家々が見えます。
このあたりにはまだ昔のままの家が残っていてとてもかわいらしいです。
ヒトラーもこの辺を気に入ったのかな~、と旦那がぼやいていました。
しかし、ニュルンベルグはそのヒトラーによって引き起こされた第2次世界大戦でメタメタに破壊され、今建っているほとんどの建物が戦後建て直された新しいものなのです。
戦前のニュルンベルグ、切に見てみたかったです(;_;)

PR
Nuernberg1Nuernberg2Nuernberg3

着きました。ヒトラーの愛した街、ニュルンベルグ。
イメージでは割と小さな手工芸の街かと思っていたのですが、実際にはかなり大きな都市でした。。
とはいえ、手工芸で栄えていたというのは本当です。
上2番目の写真が、その手工芸工場の集まる中庭です。中庭、というか塀に囲まれた中に小さな家がいっぱい並んで、小物を売っていました。
3番目の写真は旧市街の中心部近くにあるクリスマス飾り専門店。ドイツはこういう木工細工が有名なんですが、かわいいですよねぇ。私は一つサンタさんの人形を買ってきました。
こちらの人は、時々イヤープレートならぬ「イヤークリスマス飾り」を買ったりします。年にこれ一つ、と決めて毎年一つずつクリスマスの飾りを増やしていくそうですよ。中には年の入った飾りが売っている場合もあるんだとか。私は見たことないですけど、できたら楽しいですよね♪
あとは、なにやらおしゃれなスパイス・お茶屋があったので、カレーのスパイスをいくつか買ってきました。
6月終わりに友達が遊びに来て以来、自分でスパイスをごりごりして作る粗挽きごりごりカレーに凝っているのです。
すると、なんと売り子さんが83歳のおばあちゃんで、ひ孫までいると言っていました!そしてもう少し若い店員さんを連れてきて、
「うふ♪私の娘よ♪」
もちろん、その娘には孫がいるのです。すごいなぁ。。

ドイツは平原が広がる国なので、街が外に広がってかなり大きくなる傾向にある気がします。ウィーンは盆地なのでこぢんまりまとまってますね。
ただし、ドイツの街は旧市街の中にまで川が流れ込んでいることがあり、緑地も多いです。こんなところにはみなさん寝そべったりビールを飲んだり。。
Nuernberg4Nuernberg5

はい、夕食。ドイツ南部はソーセージが有名ですね。ニュルンベルグはこの焼きちびソーセージが有名なんだそうです。
お味は、、いいんですけど塩辛いです。
一緒に写ってる豚肉の焼いたのはそれほど塩辛くなく、柔らかくてとてもおいしかったです。

あと黒ビールね。ビールは専門じゃありませんが、コクがあっておいしかったです。
問題は・・まともな水がないんですよ。。水道水は一応飲めますが(少なくとも私は)、店では出してくれません。私は炭酸が苦手なんですが(だからビールは専門外)、炭酸水しか置いておらず、唯一のガスなしの水は、炭酸の抜けた炭酸水の味がして、一緒に来ていた旦那の友達も含め、みんなでブーイングもののまずさでした(しかも高い!)。

よーするに、ドイツに来たらやたらと塩辛いソーセージを食べ、飲み物はビール頼めや、ということですね。
Nuernberg7Nuernberg6
今日は、枯れていたプランターの花が一輪咲いて、全滅したワイルドストロベリーの跡地に新たにランナーから根を生やさせて植えたウィル度ストロベリーの大半が定着したのが確認できてとてもうれしいのですが・・
今日から5日ほどドイツへ行ってくるのです。。
その間また強い日差しが戻ってきたりしたら(T_T)

でもとりあえずバイロイトのオペラ、ニュルンベルグのマイスタージンガーとローエングリン楽しんできます♪
またブログ造ってみたー♪みたいに昨夜旦那に話したら、結構まじに怒られてしましました。
「ちゃんと勉強して早く仕事できるようにしないとだめだろー!」って。
で、その旦那は毎日パソコンでゲームしてインターネットして、家では遊んでばっかですけどね。かたかたかたかたうるさいし。
もちろん、日本語なんてさわり程度しか勉強したことないですとも。
それって不公平じゃね?とも思うのですが、仕事をしたいのは私としても山々なので、昨夜はごそごそと神経内科の本を読んでみました。

いやー、外国語の医学の勉強って思っていたより大変ですよ~。
だって、医学単語が意味不明_| ̄|○
読んで分かるだけじゃ意味がないし。

昨日は出てきた単語を単語カードにして、少し旦那に勉強の手伝いをさせることにしました。
単語が書いてあるカードを旦那に渡し、旦那がその意味をドイツ語で説明、私が単語をあてっこする、という、ドイツ語教室でよくやった手法です。結構いいんですよ、これが。

でもね、、
旦那が単語を知らないんです_| ̄|○
医学用語を全部すっ飛ばしてやったら意味ないじゃん。。。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

で、辞書を引かせて説明させたところ・・
「血が・・体のどこかに・・・・いっぱい集まる。」

Die Hyperämie:「充血」

てゆーか、充血って日本では日常単語じゃないすか?!

日本語っていいですよねぇ。初めて見る単語でも、漢字に意味があるおかげで検討がつくじゃないですか。
ラテン語もそうなんですけどね、少しずれる感じがするんですよ。。

a:足りない
ämie:血

=anämie =貧血。これは分かる!


hyper:多すぎる
ämie:血

多血症??でも(真性)多血症はPolycythaemia vera。増えるのが血じゃなくて(赤)血球だからか?

はぁ~。ま、こつこつやるしかないですねぇ。
今年の夏は異常です。
去年も正常ではなかったので、まだウィーン2年目の私には何がどうなのか分かりませんが。。

2006年夏、留学していたとき
5月31日に夏服のみ持って訪れた私を、ウィーンは雪でも降りそうな寒さで迎えてくれました。しかし、その数日後には日差しがぎらぎらと照りつけて、夜になるとよく夕立?雷雨?がやってきました。雷がうるさくて寝られないこともしばしば。それでも7月初めまでに、暑さで眠れない夜は一度もありませんでした。

昨年の6月はずっと雨が降っていてこれでもかというほど寒く、日本の梅雨から逃れられた気がしなかったものです。7月8月は美しく晴れ、8月に2-3日熱帯夜があって寝苦しかった記憶があります。

今年。6月きれいに晴れ、7月に入った瞬間から2週間絶え間ない地獄のような猛暑が続きました。外気温34度程度、夜から明け方はそれでも27度程度まで下がってくれるのですが、何しろクーラーがない!で、時々雷雨がやってくると窓もあけられず(色々うるさいので)、なんだかもう日中もうだーっとしているしかありませんでした。昼間はカーテンも窓も朝10時くらいには締め切り、部屋の気温が29度まで上がらないことを祈りつつ、できる限り熱い機械も使わないようにしている始末でした。そして1日2-3回冷たいシャワーを浴びてなんとか正気を保っていました。旦那はクーラーのないプレハブ小屋のような仕事場へ毎日行っていたので、それよりはましなんですけど。でもその熱地獄から帰ってくる旦那は毎日機嫌が何となく悪かったですね。
とはいえ、2週間のうち最初の1週間は旦那の家族と一緒に山の湖の方へ避暑に行っていたので大変気持ちが良かったです(^O^)
その代わり、プランターのハーブ以外の植物は義父の世話の足りなさのため全滅しましたけど。。

2010_07_11.jpgで、私がなぜ今になってこんなことを書いているかというと、実は今まるで秋のように涼しくなっているのです。。現在の室温24度、夏服の身では窓を開けると寒いので閉めてます。今日は秋雨のような静かな雨が降っています。。あの猛暑の後ではうれしいのですが、もう夏はヨーロッパを見限ってしまったのでしょうか?

写真は7月11日、猛暑まっさなかのお昼ご飯、スパゲッティバジリコ(バジリコは日の当たらないところに入れていたので生き残りました)。暑いときはきりりと冷えたWachau渓谷の白ワイン♪
とうとうできてしまいました裏ブログ



表ブログは変わらず

blog.livedoor.jp/thegoddessofwind/

にあります。


忍者ブログ [PR]