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最近滞ってます。(゚Д゚)ノ ァィ 、すみません。
柄にもなく結構真剣に勉強し始めちゃったんですよ、この方。
おかげでちょっと気分が落ち込み気味でした。

最近勉強しているのは薬理学です。
なんで基礎医学?!って突っ込みたくなるんですけどねー、、オーストリアで免許取り直したい外人はみんなやらないといけないんです。みんなやり直しならせめてさぞかし臨床薬理、、かと思いきやそれがそうでもないのです。
まぁ、日本の2年目の薬理学よりはよっぽど臨床的な問題が多いですけど、半分くらい(も!)ある基礎医学的問題が半端なく基礎医学なので参ります。

ちなみに問題はインターネットで見つけてきた「帰化学生用、希望者受験の予備テスト」の問題集をやってます。。えぇ、今週ようやく入学手続きが始まったのにそれより2週間も前から勉強始めてるのは多分私と、一緒にこれを始めることにしたベラルーシ人のエレナだけでしょうとも。我ながら真面目だわ~。(ていうか多分他の生徒は予備テストの存在すらまだ知らないでしょうね。)

で、これが実に811問。。。毎日ひたすら解いても、教科書を読んで色々おさらいしながらだと1日に20問解ければ万歳な状態で、他の勉強に至ってはまるでできません。

で、一番困った基礎的問題・・
生理学的観点からP-グリコプロテインは以下のどこにexprimiert(←誤植なのか辞書に載ってない。ま、存在ってとこかな?)しているか。
1.小腸の管腔側の細胞膜上
2.小腸の基質側の細胞膜上
3.筋組織中の毛細血管表皮の管腔側の細胞膜上
4.筋組織中の毛細血管表皮の基質側の細胞膜上
5.肝類洞の表皮細胞内
・・ハリソン内科学によると小腸では基質側の細胞膜上、肝では類洞の表皮細胞膜上・・
でもエレナがウィーン医科大学のホームページないで見つけたのによると小腸の管腔側の細胞膜上とか。
で、二人でしばし議論してインターネットを調べると、
「P-グリコプロテインの位置は今のところはっきりと分かっていない」

そんなもの試験に出すなー!!!

臨床的な問題でもかなり困るのが複数出て参りましたが、まぁご紹介はまたいずれ。
腹立たしいのは、本当に重要でいい問題はすぐに答えが見つかるわけですよ。で、私は毎日何にこんなに時間を費やしているの??と自問自答の日々です。

IMG_9341.JPGIMG_9340.JPG毎週火曜日にエレナとカフェで会って、その週にやった問題の答え合わせをします。しばしば答えが食い違うのは問題が悪いからです。よく2人で議論になりますが、議論しても答えをすりあわせられるのはわずかで、まぁ9月になって大学が開き始めたら教授に聞きに行きますかね。

答え合わせが終わると2人で軽食を食べて、最後はワインを1杯飲んで締めくくります。
火曜日は1週間の鬱気分が吹っ飛んで楽しいです☆
 

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